こんなとき、どうする?防災・被災編~地震が発生してもペットと生き抜くために~
東日本大震災である3.11がまだ記憶に新しい中、2016年4月には熊本・大分でも大きい地震が発生しました。
南海トラフ地震や首都直下型地震の予測では、不安が募る方も多いのではないでしょうか。
地震だけではなく、大雨による洪水や大雪・噴火など身近な天候の悪化などにより災害に遭う可能性はどこにでも存在していますが、3.11をきっかけに防災マップやグッズの整備など、国全体の防災意識が高まりました。
私たちつなぐいのちのスタッフも、もちろん地震が発生したときへの心構えや備えについては、常日頃から気を付けています。
もちろん犬だけではなく、ペットの大切な命と自分を守るために、日頃からの備えや意識を整え、地域の防災ガイドラインなどを有効に利用して不安を安心へ変えましょう。
本日の記事は、私たちスタッフが調査し、そこから学んだことを紹介させて頂きます。 ここに記載することが100%正解!というわけではありませんが、少しでも皆様の参考になりましたら幸いです。
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知ることからはじめよう!防災計画EndFragment
住んでいる地域の災害に対する考え方・対応策を事前に知っておきましょう。 住んでいる地域でどのような災害が発生する可能性が高いか、また被害はどのくらいか、被害範囲を地図にまとめた「防災ハザードマップ」というものがあります。 自治体のホームページで一度目を通しておきましょう。 そして、避難所を確認しておきましょう。
避難所と避難場所などの違いやペット受け入れ可能の避難所を調べます。 その次に、地域の避難訓練に参加してみましょう。
避難所までの所要時間・危険場所・迂回路、そして非常持ち出し袋が運べる程度の重さなのかをチェックします。 実際経験することで実感できるのでとても大切です。 また、ペットと一緒に避難訓練できるところが増えているため参加の際はぜひ確認してみましょう。 環境省からは「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」が作成されていますのでこれもぜひ確認してください。
外出先で地震が起きたとき、自宅で起きたときにどうするかEndFragment
実際に起きたとき、どうすればよいのかシミュレーションすることが大切です。 住宅環境、仕事や帰宅時間、車の有無などの自分や家族の生活環境や犬の健康状況を整理し、色んな状況を具体的にあげて家族や協力可能な仲間(近所の飼い主さんなど)と問題点を探り、よく話し合いましょう。 外出中に被災したら、むやみに動かず安全な場所に避難します。 自宅よりも会社などのほうが安全な場合も多く、慌てて自宅に戻るよりは留まっていたほうがよい場合もあります。 状況をよく確認し判断しましょう。 そのときに自宅にいるペットが心配になりますが、避難スペースの確保や日頃の家族・協力仲間との連携が力になります。 自宅にいるときに被災したら、ペットに動揺や不安が伝わらないように落ちついて行動することがなにより必要です。 同行避難ができるよう自分の身の安全もはかりましょう。 地震であれば揺れがおさまるまでテーブルなどの下に隠れ、おさまり次第行動を起こします。避難が必要な際、小型犬はキャリーで、大型犬などは犬の靴などを履かせて同行避難しましょう。
自宅の整理整頓で被害を防ぐ
部屋の中の不要なものを捨て、用途別に整理整頓を行いましょう。 必要以上に物を持ちすぎていると災害時に散乱し避難が困難になる・怪我をする恐れがあります。 また、必要なものはそれが必要になる適切な場所へ置きましょう。 例えば懐中電灯は玄関に1本、各部屋にもできるだけ置いておくとよいです。 ガラスの破片が散らばり歩けない場合を考えて、スニーカーをベッドの下や枕元に置いておくと便利です。 大きいもの重いものを高いところに置かない、大型の電化製品や家具を固定する・滑り止めを利用するなども非常に大切です。
室内の一時的な避難スペースをつくる 地震が実際起きたときに、ペットが一時的に避難できる避難スペースを確保しましょう。 押入れの下段に頑丈なフレームを設置し、ケージやハウスを置き、ペットが自由に出入りできるよう入り口は開けておきます。 小型犬はキャリーを使ってもよいでしょう。 居心地の良い場所にするために好きなブランケットを敷いておき日頃からそこで過ごす習慣がついていれば、避難所へ移動する際にスムーズに運ぶことができます。 外飼いの場合は、夜は室内へ入れたり、ケージに慣らしておくと良いでしょう。 もし万が一あなたが不在のときに被災しても、習慣がついていればペットは自分から一時避難をして身を守ることができます。
まとめ
防災と聞くと、なにか難しいことをしなければいけないというイメージが強いかもしれません。 ですが、ただ愛する家族であるペットのために何をしてあげられるかを考え、そのために自分の身を守るために備えを整え情報を収集し、普段から家族や近所とのコミュニケーションをとることでできるものですから、決して難しいことではありません。
今回お伝えした限りではなく、どんな避難グッズがあるのか、どういったトレーニングが防災に役立つかなども、次回の応用編でお伝えしたいと思います。
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